「部下がなかなか育たない」
管理職になってから、何度も感じていたことです。
教えているつもりなのに任せられない。
結局、自分が対応した方が早い場面も多い。
そんな状態が続いていました。
今振り返ると、
部下が育たなかった理由は、能力や意欲の問題ではなく、
私自身の関わり方にあったと思っています。
「育てよう」と思うほど、口を出していた
当時の私は、
「部下を育てなければ」という気持ちが強くなっていました。
- ミスを減らしたい
- 失敗させたくない
- チームとして成果を出したい
そう思うあまり、
仕事の進め方や判断に、細かく口を出すようになっていました。

気づかないうちに、部下は「正解探し」をしていた
細かく指示を出していると、
一見すると仕事はスムーズに進みます。
でもある時、
部下の動きを見ていて違和感を覚えました。
- 自分の判断で動こうとしない
- まず「これで合ってますか?」と聞いてくる
- 失敗を極端に避けるようになっている
部下は成長していないのではなく、
私の正解を探す仕事になっていたのだと思います。
「任せているつもり」で、任せていなかった
当時の私は、
「任せているつもり」でした。
でも実際は、
- 途中経過を細かく確認する
- 少しでもズレると修正する
- 最後は自分が判断する
という状態でした。
これでは、
部下が自分で考える余地はほとんどありません。
育たなかったのは、
「任せていなかった」からだったと思います。

自分が動けば動くほど、部下の経験は減っていた
トラブルが起きた時も同じでした。
- 自分が対応した方が早い
- 顧客対応は慣れている
- 失敗させたくない
そう思って、
部下の仕事を引き取ってしまうことが多くありました。
結果として、
- 部下は経験を積めない
- 自分の仕事は減らない
- 次もまた自分が対応する
という流れができていました。
育成は「教えること」ではなく「待つこと」だった
考え方を変えたのは、
「育てよう」とするのをやめた時でした。
- すぐに口を出さない
- 多少の遠回りは許す
- トラブルも一緒に対応する
時間はかかりますが、
部下が自分で考える場面は確実に増えました。
育成は、
教えること以上に、待つことだったのだと思います。

まとめ:部下が育たなかった理由を、外に求めていた
部下が育たないと感じていた頃、
私は原因を外に求めていました。
でも実際には、
- 任せきれていなかった
- 正解を与えすぎていた
- 失敗の機会を奪っていた
そうした自分の行動が、
部下の成長を止めていたのだと思います。
同じように悩んでいる方が、
少し立ち止まって考えるきっかけになれば嬉しいです。
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