仕事と習慣設計

管理職になってから、なぜ仕事が終わらなくなったのか

管理職になってから、
「前より忙しくなった」「仕事が終わらない」と感じるようになりました。
でも振り返ってみると、仕事量が急に増えたわけではありませんでした。

変わっていたのは、仕事の中身と、自分の関わり方でした。
この記事では、私自身が管理職として仕事が回らなくなっていた理由と、
そこから気づいたことを書いています。

自分が一番忙しいと思っていた頃の話

管理職になってしばらくの間、
私は常に「忙しい」「時間が足りない」と感じていました。

  • 自分の顧客対応は最優先
  • 部下の相談や確認も増える
  • トラブルがあれば結局自分が動く

一日が終わる頃には、
「今日もやるべきことはやったはずなのに、全然終わっていない」
そんな感覚ばかりが残っていました。

忙しさの原因は「仕事量」ではなかった

当時の私は、
「管理職になったから仕事が増えたんだ」と思っていました。

でも冷静に振り返ると、
やっている仕事の量よりも、判断と責任を抱え込んでいたことに気づきました。

  • 自分がやった方が早い
  • 任せるより確認した方が安心
  • 判断を間違えたくない

こうした考え方が、
無意識のうちに自分の仕事を増やしていたのだと思います。

「自分がやった方が早い」が積み重なっていた

部下の仕事を見ていて、
「これは自分でやった方が早いな」と思う場面は何度もありました。

実際、短期的にはその方が早く終わります。
でも、その積み重ねがどうなっていたかというと、

  • 部下は経験を積めない
  • 判断はすべて自分に集まる
  • 自分の仕事は減らない

結果として、
管理職である自分が一番忙しい状態を作っていました。

忙しさが、余裕を奪っていた

今振り返ると、
忙しさは仕事の進め方だけでなく、自分の態度にも表れていたと思います。

時間的にも精神的にも余裕がなく、
ついイライラしてしまうことがありました。

そうなると、部下も相談しづらくなります。
ちょっとした確認や不安な点も、
「今は忙しそうだからやめておこう」と思われていたのかもしれません。

結果として、
相談されない → 問題が表に出ない → 後から自分が対応する
という悪循環に入っていました。

忙しさが、さらに自分の仕事を増やしていた。
そんな状態だったと思います。

管理職の仕事は「やること」ではなく「決めること」

この頃から、
「管理職の仕事って何だろう」と考えるようになりました。

プレイヤー時代は、
自分が動けば結果が出る仕事でした。

でも管理職になってからは、

  • 誰がやるかを決める
  • どこまで任せるかを決める
  • 何に口を出さないかを決める

こうした“決める仕事”が中心だったはずです。

それを忘れて、
プレイヤーの感覚のまま動いていたことが、
仕事が終わらなくなった一番の原因だったと思います。

忙しさを減らすために、まずやめたこと

仕事を減らそうとして、
新しいツールを入れたり、効率化を考えたりもしました。

でも最初にやったのは、
「自分が全部把握しようとするのをやめる」ことでした。

  • 細かい確認を減らす
  • 重要なポイントだけを見る
  • 任せた仕事は途中で口を出さない

これだけで、
少しずつですが頭の余裕が戻ってきました。

まとめ:仕事が終わらなかった理由は、自分の中にあった

管理職になってから仕事が終わらなくなった理由は、
環境や仕事量だけではありませんでした。

  • プレイヤーの感覚が抜けていなかった
  • 判断を手放せていなかった
  • 任せることを怖がっていた

こうした考え方が、
自分自身を忙しくしていたのだと思います。

同じように悩んでいる方の、
考え方を整理するきっかけになれば嬉しいです。

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